ファーマーズセレクト生産者のご紹介 Part.03
Farmer’s Select 「YOSHIHIRO」
大自然に囲まれた圃場。
沢のクリアな水と昼夜の温度差が作る甘さのパレードが舌をうならせる。
Spec 魚沼産こしひかり
Area 新潟県魚沼市
Style 海のリサイクル有機肥料
Taste 粒立ちの良さ、口溶けを備えた弾力、香り高く、味が良い
ミネラルたっぷりの雪解け水。澄んだ水と古代から続く土壌はまさに大自然の恵み
魚沼のシンボルである越後駒ヶ岳。
山に小さく点在する田んぼで、祖父の代から米作りを続ける。
毎年のように、野生どうぶつに田んぼを荒らされるという悩みがつきものの農地でもある。
ミネラルや栄養たっぷりの雪解け水は山の沢から。
クーラーのいらないほど冷たく涼しい山間部は、昼夜の寒暖差が大きく、そのおかげで美味しいお米が育つエリア。
今年に限っては、猛暑続きで寒暖差とは程遠い気候であったが、冷え切った沢の水は健在だった。
そのおかげで、今年も有機の名にふさわしいアグレッシブな魚沼こしひかりが収穫できた。
本人は化学肥料も、農薬も使わない。
「山の恵みのおかげで美味しいお米ができます。稲と土の力を引き出せるようにと考えて生産に励んだ。今年も無事に健康であり続けられる、汚染されてないお米が実りました。」
ファーマーズセレクト編集者からのコメント
魚沼市で代々農業をやるYOSHIHIROさん。
決して農地はいい農地とは言えません。
田んぼも小さく、猪など被害もあります。
それでも、へこたれないのが米処魚沼で育ったYOSHIHIROさんのいい所です。そんなこと慣れっこです。
猪が出るからこそ自然に近くいいお米ができると言っていました。
そして、猪が出るならばと狩猟免許を取り、猪や鹿などの被害を出す獣を狩猟するのが最近の趣味だとか。
困ったことがあったら、自分でやってしまおう精神の強いYOSHIHIROさん。
苦手な農家さんもいるパソコンもなんその。自分でパソコンを組み上げれるほどだそうです。
その他にも、機械屋さんを頼らずに、故障したり、調子の悪いトラクターなどの機械は自分でメンテナンスをします。
チャレンジ精神の塊のようなYOSHIHIROさん、農業の有機に関してもちゃんとした意見や見解を持って農業に向き合っています。だからこそ、農薬は使いたくない。
ひたむきな情熱を感じます。
情熱があるからこそ、知らないことはすぐに調べ、実行する行動力。
そんなYOSHIHIROさんのお米を食べて他との違いをぜひ、感じて欲しい所です。